約 4,792,600 件
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/2574.html
保守できる奴ちょっと鯉 3分間保守ing 作詞/69スレ7 ほしゅっうぇっうぇうぇ ほしゅっうぇっうぇうぇ ほしゅっうぇっうぇうぇうぇうぇうぇうぇうぇうぇ ほしゅっうぇっうぇうぇ ほしゅっうぇっうぇうぇ ほしゅっうぇっうぇうぇうぇうぇうぇうぇうぇ wwっうぇうぇwwwww
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1900.html
ちょっとした憂さ晴らし 7KB 虐待-普通 小ネタ 野良ゆ 現代 虐待人間 mata ちょっとした憂さ晴らし マーラーあき 過去書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 716 中華料理店 麻辣 ふたば系ゆっくりいじめ 726 16匹の子まりさ 甘味処 ゆうか ふたば系ゆっくりいじめ 806 16匹の子まりさ11/16 ふたば系ゆっくりいじめ 820 私立! 亜瑠徒中学校野球部 ふたば系ゆっくりいじめ 832 私立! 亜瑠徒中学校野球部~マネージャー編~ ふたば系ゆっくりいじめ 847 美味しい水羊羹の作り方 ふたば系ゆっくりいじめ 895 ゆっくり童話~まりさ太郎~ ・今回も小ネタです、大抵イジメ止まりだから今回は1ランク上を目指してみる ・何でか知らないけどちょっと休もうと思った途端に「これ面白いかも」とか思ってss書いて・・・何やってんだ自分^^; ・最近自分は長編には向いてないとか思いだした・・・でも書きたい、書いてみたい ―――とある昼下がり 営業回りに出ていた会社員が公園で休んでいた・・・ 「・・・はぁ」 「今日も取引成立せず・・・か、やっぱりこの不景気に保険に入ろうって人は居ないのかな」 会社員はもう一度溜息をはき、タバコに火を付けた。 「・・・フゥー」 この公園には灰皿がないから代わりに缶コーヒーの空き缶に灰を落とす。 「このまま戻ったら・・・またどやされるよなぁ・・・(スゥー、フゥー)」 そして短くなったタバコを空き缶に入れ、またタバコに火を付ける。 それと同時に買っておいた缶コーヒーのプルを空ける。 「ッグ、ッグ、ッグ・・・ップハ」 そしてまたタバコ・・・と先ほどからこれを繰り返していた。 「このままぼやいてても仕方がないし・・・これ吸い切ったら仕事に戻るか」 と、思いコーヒーを飲もうとしたらタバコの頭が会社員の鼻に直撃した。 「アッチィーーーー!」 その拍子に飲んでいたコーヒーと吸っていたタバコは宙を舞った。 「ッツゥゥ、最近こんなのばっかじゃねぇか・・・何か呪われてんのか俺は!」 幸い火傷にはなってない様だと確認し、放り投げたタバコとコーヒーを探す。 「んーっと・・・あ、あったあった」 まずタバコを拾い、コーヒーの缶を拾おうと思った矢先・・・ 「これはれいむのジュースさんだよ!にんげんさんはてをださないでね!」 ゆっくりが現れた。 現れたのは茎付きれいむ1、子れいむ2、茎に付いてるのはれいむ2、まりさ1か どうやら親子らしい・・・ 「あのな・・・それは」 「ゆ!これはれいむのなんだよ!てをだしたらせいっさいっするよ!」 駄目だ・・・聞く耳持ちやしない。 「んー・・・お前、シングルマザーか?」 「そうだよ、れいむはシングルマザーなんだよ!だからあまあまちょうだいね、たくさんでいいよ!」 どうやらゲス化しつつあるらしい・・・ 丁度ムシャクシャしてた所だ、憂さを晴らさせてもらおう。 「分かった、じゃあお前らのゆっくりプレイスまで案内してくれ」 「ゆ?どうして?」 「あまあまが欲しいんだろ?案内してくれたらくれてやる」 「ゆっくりりかいしたよ、じゃあゆっくりついてきてね」 ―――5分後 シングルマザー(笑)のダンボールハウスに到着した。 「ここがれいむのゆっくりプレイスだよ!はやくあまあまちょうだいね!」 「分かった、ちょっと待ってろ」 俺は鞄から缶コーヒーを出し、少量を親れいむに飲ませた 「ごーくごーく・・・に、に、に、にがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 苦くて当然、何せ無糖ブラックだから。 「にがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」(ジョキン) あまりの苦さにれいむが悶えている隙を突き、ハサミで茎を切り落としてやる。 飾りもハッキリしてるし、寝息が聞こえているからまず死にはしないだろう・・・ 切った茎は鞄に素早く入れた、親れいむは気が付いていない。 「あれぇ?口に合わなかったか?(ゴクゴク)こんなに美味しいのに」 ワザとらしい棒読みだがゆっくりにとってはどうでもいいらしく 「ごんなのおいじぐないでじょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 と返される。 コーヒーは余程苦しかったらしく早くも涙目になっている・・・ 叩き甲斐のない奴だ・・・。 「じゃあこれならどうだ?」 昼飯の余りのタマゴサンドを親れいむに差し出した。 「むーしゃむーしゃ・・・しあわせぇー」 と、貪っている隙を突き子れいむ2匹をメントスで眠らせ、懐にしまう。 やっぱりと言うか何と言うか・・・気が付いていない様だ。 「どうだ?腹は膨れたか?」 「ゆ!まだおなかいっぱいになってないよ!はやくあまあまちょうだいね!」 「悪いがもう食い物は持ってない」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉ!」 案の定決まりきった答えだな・・・つまらん。 「れいむはシングルマザーなんだよ!かわいそうなんだよ!だからあまあまちょうだいね、たくさんでいいよ!!」 「シングルマザー?どこが?」 「ゆ?・・・ゆゆ!おちびちゃん、おちびちゃーーーーーーーーーーーーん!!!」 ようやく我が子が居なくなっている事に気が付いた親れいむは必死に呼び、探した。 「どぼじでおぢびぢゃんいなぐなっでるのぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉおぉおお!!」 「俺が知るかよ・・・」 ま、俺が盗ったからだけど。 「おぢびじゃーーーん!おへんじじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 と、大声で叫んでいる間に再びハサミを手にして親れいむのお飾りのリボンを切り取ってやった。 が、流石にこれには気が付いたらしい・・・ 「がえじで!れいむのおリボンがえじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 何となくその時の親れいむの顔が気に入らなかったのでズボンのポケットからライターオイルを取り出す。 そして飾りにライターオイルを振りかけ、着火してから返してやった。 「れいむのずでぎなおりぼんざんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 飾りはライターオイルの効果であっという間に燃え尽きた。 「あ゛・・・あ゛ぁ・・・」 そして親れいむが放心している間にタバコに火を付け、吸い始める。 「フゥー・・・」 そしてある程度吸った所で、火のついている方を親れいむのまむまむに刺してやった。 「あ゛・・・っぎゃぁぁぁぁぁっぁあああああああああああああああ!」 すかさず抜いてもう一度タバコに火をつけ、今度はあにゃるに刺してやる。 「っぎ、あづぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛ぐっ・・・」 親れいむは泡を吹き倒れた・・・が、まだ俺の気が晴れていない。 今度はもう一度ハサミを持ち、奥歯から順に歯を抜いてやる 抜くと言っても、歯茎ごと切り落とすのだが・・・。 噛まれない様に手ごろな木の枝を口の中にあてがい、作業に入る。 「あ゛がぁ、ふがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 よっぽど痛いらしく、常に声を出し続けている・・・ ま、止めないけど。 上顎の歯を切り落とし終わる頃には白目を向いて気を失っていた。 意識が戻る前に下顎の歯も切り落とす。 両顎の歯を切り落とし終わった頃に、ようやく親れいむの意識が戻る 「ふぇ、ふぇいふにょふぁぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ようやく気が晴れた俺は、その言葉と同時に再びタバコに火を付け、吸いだした。 「ふぁえふぇ!ふぇいふにょふぁふぉふぁえふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「はあ?何言ってんのかわかんねぇよ!」 大体分かるけど聞く気はないとばかりに軽く蹴りを入れて転がしてやる。 「い、いふぁいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・」 「あーあ、上着もズボンも汚れちまったよ・・・」 そう言いつつ、親れいむを持ち上げて、ライターを取り出す。 「汚したのはお前なんだから、責任取れよ」 そう言って、親れいむの足をライターで焙り始めた。 「あふぁ、あふぁいいぃぃぃぃぃぃぃいぃいぃ!!!!(ドサッ)ふふぇっ!」 そして香ばしい香りがしだした辺りで、地面に落としてやる。 「さて、楽しんだし戻ると・・・っと、灰皿灰皿」 辺りを見渡し、そういえばここに灰皿は無いんだったと思い出した・・・ 「あ、これでいいか」 短くなったタバコは、親れいむの片目にジュゥゥゥっという音を立てて刺さった。 生きてはいるみたいだが落とした衝撃で気を失ったらしく、熱いとは言わなかった。 「じゃあな・・・っと、忘れる所だった」 俺は鞄と懐から子ゆっくりと赤ゆっくりをダンボールハウスの中に入れ、空き缶と一緒に公園のゴミ箱に捨てた。 親の方はこのまま放っておいても長くはないだろうし、せいぜい絶望して貰う事にしてその場を去った。 「さーって、もう少し頑張りますか・・・」 その後、ゆっくりの餡子を落とすのを忘れて営業回りをしていたら3人の鬼井山と契約が成立した・・・ これで部長にどやされる事はないだろう・・・ 良かった良かった。 ~~Fin~~ 中傷、侮辱、批判、感想 何でもどうぞ、たくさんでいいよ! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 騒がしくしてても食べ物を前にしたゲスシングルマザーには聞こえないだろうな -- 2010-09-11 04 50 11 子れいむが静かすぎるのが気になった -- 2010-08-06 12 58 13 良かったね!良い事すると良い事が返って来るものなのですよ、ゲスのしんぐるまざー(笑)駆除お疲れ様でした 出来れば子ゆと赤ゆも壮絶に虐待して欲しかったです -- 2010-08-06 03 00 31 ゆ虐開運法? -- 2010-07-09 21 42 41
https://w.atwiki.jp/yariba/pages/294.html
ちょっとずつ、ちょっとずつ【ちょっとずつ、ちょっとずつ】 里穂、斗真、公輝 「里穂ってさ、斗真の事好きだろ」 「…えっ!?えぇえぇえっっ!?」 思わず大きな声が出た 「声でけーよ」 公輝が耳を塞ぎながら言った 周りからも視線を感じて小声に変える 「なっ何で分かったの…?」 「何でって…里穂の好みまんまじゃん」 「たっ確かに…」 うちの理想のタイプまんまだ 優しいし頭がいいしかっこいいし爽やかだし… 「それに見てりゃ分かるし」 「えっ嘘!?」 「そんな嘘ついてどうすんだよ」 そっそれもそうか… 「それ…本人には…」 「言ってない。多分本人も気付いてないと思う。鈍感だし」 公輝が他人に鈍感だと言える立場では無いだろうに 今だって愛美ちゃんの方から送られてくる視線に気付いてないだろうし 「…本人には言わないでね?」 「言わねーよ」 公輝は笑って言った いつも通り公輝と登校したある日 「あ」 「あ、飯田さんおはよう」 「おっおはよう!」 下駄箱まで来る途中で、公輝はクラスメートに声をかけられてそちらへと行ってしまったため、一人だった 下駄箱でたまたま生田君と一緒になった おはようと向こうから挨拶してくれた! しかも名前も覚えていてくれたなんて! 「飯田さん、昨日の数学の宿題やった?」 「あっうん!やったよ!」 「ホント?あのさ、聞きたかったんだけど問2の…」 教室へ行くまでのちょっとの距離を、生田君と並んで歩いた それだけでもう幸せで幸せで倒れるかと思った ――― ― 「生田君っ」 「え?」 「生田君今日日直だよねっ?」 少しずつでもいい 今日から、生田君ともっと話をしていこう 終わり (よーし明日もがんばるぞ!)
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15661.html
極硬剣テンライ(きょっこうけんてんらい) 概要 ヴェスペリアに登場した剣系の武器。 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連品 ネタ ヴェスペリア 隕鉄を用いた流星剣の中の一振り。一説には剣そのものが空から落ちてきたとも 剣の一種。ユーリ専用 物理攻撃力+760、魔法攻撃力+555、敏捷+80でターンレス2、コンビネーション3のスキルを持つ。 古代塔市 タルカロンで拾える。 No. 121 分類 剣 物理攻撃力 760 物理防御力 0 魔法攻撃力 555 魔法防御力 0 敏捷 80 属性 火・風 買値 - 売値 27500 スキル ターンレス2コンビネーション3 装備者 ユーリ 入手方法 拾 古代塔市 タルカロン ▲ 関連リンク 関連品 ネタ ▲
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/213.html
ちょっとした発見をしたんだけど需要ある? ◆m8iVFhkTec ヘリコプターに乗り込み、プロペラが大きく回り出す。 周囲の草木が風で靡かれ、風圧によってその機体が空中へと浮かび上がっていく。 海に浮かぶ小さな島、台場を飛び出して、ヘリコプターはどこへ向かうのか。 もちろん、当てもなく漂う訳ではない。そんな人目を引くような愚行を犯すほど、のんきでは無い。 次の行き先は既に決めてあった。 「ちょいと温泉に行くとしましょう。 主催者のやつも、気の聞いた施設を用意してくれたもんです。」 ファヌソは嬉々とした口調で呟く。 髪様は綺麗好きなのだろうか? どちらにせよ、割とのんきな意見ではある。 子羊たちの間では「ファヌソ様は全裸をを好んでいる」という説が出ているが、その辺りも関係してるかもしれない。 ヘリコプターが海の上を飛んでいる。 聞こえるのはバラバラバラと言うプロペラの回る音だけ。 朝日が少しづつ山の際から顔を出し、その光は波間に反射してキラキラと眩しい。 それはなんとも美しく、思わずため息が出るような、趣深い情景ではないだろうか。 ……ただ、運転中である彼には目映すぎてうっとおしいものでしか無かったのだが。 やがて目的地である温泉地へとたどり着く。 車が一台も無い駐車場が目についたので、そこへ降り立った。 十数分振りの地面を踏んで、ファヌソはデイパックの蓋を開き、ヘリコプターにさっと被せた。 すると、その巨体はあっという間に中に吸い込まれていく。 冷静に考えれば不思議な現象を見ながらも、彼の頭は裁きの事を考えていた。 「これ、人間たちに被せれば仕舞っちゃえたりしませんかね?」 しまっちゃうおじさんに仕舞っちゃわれてしまいなさい!! とか、面白そうじゃないですか。 子羊が頭冷やした頃に、出してやれる仕組みなら都合がいいのですが、その辺りは保証が出来ませんね。 そんなことを考えながら歩いていくうちに、目的地温泉へと着いた。 「温泉だなんて書いておいて どっちかと言うとスーパー銭湯じゃないですか。 私がいない時にでも、戦闘が巻き起こってしまいなさい。」 冗談が半分、悪態が半分のセリフを吐きながら、彼は扉をくぐっていく。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 「中に入ってみてビックリ! 既に戦闘が行われた後じゃないですか!」 いきなりロビーに横たわる無惨な死体を見て、おもわず嘆いた。 暖かみのある色のライトに照らされたその中心に、赤と黒にまみれた冷たい亡骸。 日常と非日常、その対比が目の前でありありと描かれているような感覚だ。 目を疑うような光景、ただ彼はグロゲーなどで耐性を得ていたため、それほど激しい衝撃は受けなかった。 とはいえ異臭が酷い。温い空間に長時間放置されたせいで、腐敗が始まっているのだろう。 むせかえりそうな刺激臭……ゲームじゃ知り得ない感覚には、さすがの髪様も不快感を催した。 こんな時のための神通力である。 彼は右手を振って念を込める……すると、ロビーに満ち溢れていた鉄の臭いが瞬間的に消し去られた。 これを神通力ではなく、消臭力だと語る者もいるかもしれない。 「流石にお医者さんカバンも使えないでしょう。 なにより、使うのが勿体ないです。 ……それにしても、せっかく上がっていたテンションが台無しです。 こういう時は銭湯に浸かって回復するに限ります」 普通の人間がこの惨状を見たら、SAN値が下がりきって仕方ないだろう。 だが、髪である彼にはそんなもの取るに足らない事……。 見知らぬ人間の死体を見たところで、彼は風呂へ入るのをやめたりはしない。 そうして、彼はさっさと暖簾をくぐろうという時、ふと足を止める。 「……待てよ、一つ実験してみてもいいかもしれませんね……」 彼は先ほど、ヘリコプターを仕舞う時に考えた事…… 『参加者をデイパックの中に仕舞えるかどうか』 ……それを実践してみようと考えた。 「生きている人と死んだ人では結果が違うと思いますが…… まぁ、事実を知っておくだけでも違うでしょう」 付近に置いてあった、この参加者の物であろう空っぽのデイパックを拾い上げる。 一柱の善良なる神として、哀れな亡骸に一声、祈りを捧げる。 「それでは、御冥福をお祈りします。失礼……」 そして彼は、死体にデイパックを被せる。 白衣を脱いだ髪の子ファヌソは、ゲーム神から御全裸神へと成る。 一説によれば、『入浴』という行為は全裸をこよなく愛するファヌソ神によって広められたらしい。 一日に一度、魂と裸体を解放する時間が欲しいと願った彼の希望が実現した結果であり、これを『ファヌソの呪い』と呼ぶそうだ……。 「そんなわけないです。子羊たちが勝手に提唱しているだけですから」 独り言を呟きながらファヌソは湯船に漬かる。 他の地区はどこも外灯くらいしか点いておらず真っ暗であるのに、この銭湯は場違いな程に明るい。 電気はもちろん、お湯は稼動しっぱなし。脱衣所のドライヤー、洗濯機、浄水器、何不自由なく使える。 そしてここには誰もいない。ファヌソは貸切状態を存分に堪能していた。 「ええ、思った通りでしたね。 デイパックには『モノ』であれば大抵入るようですね」 結論を言えば、死体を収納することは可能であった。 ……そりゃあ、全長5m~10mにも及ぶヘリコプターを仕舞えて、人一人が入らないはずが無いのだが。 とはいえ常識的に考えれば、背負える程度のサイズであるデイパックにそんなものを入れようと試みる者は滅多にいないだろう。 無論、取り出すのも容易に行えた。 手を入れてまさぐれば、その死体の感覚を確認出来る。あとはそれを引っ張り出せばいい。 そして、収納の有無に関わらず、デイパックの重さはほとんど変わらなかった。 「中に仕舞うのではなく、どこか特殊な空間に送っているのかもしれませんね。 でも、亡骸を持ち運べるとなると、なかなか面白いことが出来そうです。 この事実を知らない人が見れば、一瞬にして死体が跡形もなく消えたように思えるでしょうし。 ……せっかくだから、こういう情報は誰かに教えてあげたいですねぇ。 なんたって、私が発見した『裏ワザ』ですから……!」 朝風呂をのんびりと堪能しながら、ファヌソは一人『ゲーム』を楽しむ。 【F-6の境目・大浴場/1日目・早朝】 【髪の子ファヌソ@ゲームサロン】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、お医者さんカバン(4/5)@ドラえもん、ヘリコプター@現実 12.7mm弾×25、25mm弾×5 [思考・状況] 基本 気まぐれに行動する 1 気の向くままに、向かいたい場所へ向かう 2 全r……温泉を堪能中 3 ひろゆきをゆくゆくは地獄に落とす 4 手に入れた弾薬は、相応しい仔羊に与える 5 『裏ワザ』を誰かにひけらかしたい ※神通力が制限されています。さじ加減はそれぞれの書き手の方にお任せします ※小さな公園の中に、弾薬箱とわさび@オラサイトが放置されています。 ファヌソが入手した物以外にも弾薬はあるようですが、種類と量は不明です ※デイパックに参加者の亡骸を入れて持ち運べることを知りました。生者にそれが適応するかは次の書き手の方にお任せします。 ※ウララーの死体と空のデイパック(ウララーの所有物)がロビーに放置されています。神通力で異臭が消されました。 No.68 unknown 時系列順 No.70:【悲報】やきう兄ついに出会う No.68 unknown 投下順 No.70:【悲報】やきう兄ついに出会う No.53:ファヌソ、探索始めるってよ 髪の子ファヌソ No.86:神々の戦い
https://w.atwiki.jp/kaoticms/pages/34.html
【目次】 イベントについてドロップイベント獲得できるアイテム 終了したイベント寄付イベント 寄付イベント (2) 1周年記念イベント イベントについて 各種イベントを記載します。 ドロップイベント 8時間ごとにフリーマーケット全体にアイテムが同時にばら撒かれます。 ゲーム内チャットで告知があります。 日本時間で 1 00 / 9 00 / 17 00 頃に行われることが多い。 ※GMが不在の際は開催されません。 獲得できるアイテム ETC USE Unity Heart Donation Point Maple Booster 150% Megalixir Life Scroll Maple Point White Scroll Energy Charge Basic Bait Damage Ticket Arcane power Scroll 15% Genesis Power Scroll 10% Golden Maple Leaf Destiny Orb Gamma Shard Delta Shard Reward Ticket (Easy) Reward Ticket (Normal) Mega Shard Omega Shard Reward Ticket (Hard) Reward Ticket (Hell) Protection Scroll Golden Protection Scroll Reward Ticket (Kaotic) Gallant Emblem Black Cube Rainbow Cube Unleashed Coins Kaotic Soul Gem 覚えてるのはこんなところ。 早い者勝ちなので、頑張って拾いましょう。 海外のプレイヤーばかりなので、午前中は競争率が低い感じ。 8時間ごとに開催されているが、少しずつ時間が後ろにズレ続けている。←そんなことなかった 終了したイベント 寄付イベント + ... 寄付(リアルマネー)で購入したアイテムが2倍になるイベントです。 寄付したことないのでわかりません。 寄付イベント (2) + ... 寄付(リアルマネー)で購入したアイテムが4倍になるイベントです。 期間 2023年10月14日 0 00 ~ 2023年10月15日 24 00 PST 1周年記念イベント + ... 期間 2023年9月2日 16 00 ~ 2023年10月2日 16 00 PST 通常の寄付額 100$ = 1 マジックポット イベント期間中 100$ = 4 マジックポット 獲得できるマジックポットが4倍になります。 最低購入額は50$
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/64.html
0417:放送前のちょっとした出来事(後編) ◆6xc12amlNk 数時間前、埼玉。 承太郎は散歩と称した探索の途中、銃で頭を撃ち抜かれた子供の死体を見つけ、その埋葬をしていた。 長く野晒しにされていたせいで小さな身体は惨たらしく泥水に汚され、頭部は顔の判別もつかないほど崩れている。 この少年の身に何が起きたのか――――承太郎には知る術はない。 彼を殺害した者を追うには手掛かりが無さ過ぎた。 唯一の痕跡ともいえる拾った空薬莢も、何丁の銃火器が支給されているかわからない現状を考えれば、武器から辿るのは不可能に近い。 それでも承太郎は薬莢をポケットにいれた。 黙って少年を抱き上げ、スタープラチナの拳で大地を削り、その墓穴にそっと寝かせた。 不意にぞくりと皮膚が粟立つような感覚に襲われる。 嫌悪感、とでも言うべきか。予想通り、承太郎の頭に不快な声が響いた。 ――ボンチュー、藍染惣右介、小早川瀬那、大空翼、ブローノ・ブチャラティ、 ウォーズマン、キン肉スグル、志々雄真実、ウソップ、マミー――以上の10名だ。 「…………………」 翼とブチャラティの死はすでに知っていた。彼らの遺体を発見したのは他ならぬ承太郎である。 名前を呼ばれるのは覚悟していたが、悪党共の薄汚い口で言葉にされるとまた新たな怒りが湧き上がる。 しかし、我を忘れて激情のままに行動すれば、それこそ敵の思う壺であることも承太郎は知っていた。 「仇はとるぜ、ゆっくり休みな……」 小さな身体に柔らかい土を被せ、承太郎は低く呟き、墓を後にした。 すぐに仲間の元に戻り、次の行動を練らなくてはならない。 そしてまた、この放送はまた混乱を起こすだろう、と思った。 ルキアはもう立ち直れないかもしれないという予感が承太郎の胸をよぎる。 承太郎が足早に向かう先は、当面の隠れ家であり仲間の待つ民家の一室である。彼を待つ仲間は2人。 雷電は中国拳法の最も古い流派「大往生流殺体術」の使い手であり、博覧強記の知識を誇る冷静な男である。 もう1人はルキア。「死神」という一風変わった役職に就く。 斬魄刀という特殊な剣を自在に操る短気な女である。 そして皆、それぞれの仲間をすでに失っていた。 「………JOJO殿、早く部屋に入るがよかろう」 研ぎ澄まされた雷電の聴覚は、すでに扉向こうの承太郎の存在を捉えており、 承太郎もまた、その言葉にさして驚きもせずドアノブを捻った。 古い扉が悲鳴を上げるかのように軋み、それが静まり返った無音の部屋に大きく響く。 扉の近くには雷電が鎮座し、部屋の片隅にはルキアが剣を抱えて陣取っていた。 黒装束の彼女の姿は薄暗い部屋の内部では見事に闇に溶けていた。 故意に気配を消しているのか、もし敵意のある者が通りかかったとしても簡単には気付かないだろう。 「まずは座りなされよ。今後のことを話し合う必要があり申す」 承太郎は雷電に促されるままベッドに腰を下ろした。 「……まず、この辺に目立った敵の気配は無かったぜ。それから、ガキの亡骸を見つけた。 死体の状態から言ってかなりの時間が経っている。そのガキを殺したヤロウはとっくに逃げたと見ていいだろう。 すでに雨も止んでいるし、移動に差し支えはねえ。無論、油断は出来ねえがな」 「うむ……それでは引き続きルフィ殿とカズマ殿の捜索を兼ね、北上するという案でよろしいか」 「ああ、異論はねえ。このまま北へ向かおう………それでいいな、ルキア」 「……………」 話を聞いているのかいないのか、ルキアは斬魄刀を抱き、壁にもたれたままだ。 承太郎が入室した時も一瞥すらせず、問いかけにも答えはしない。 ただ深い怒りに満ちた眼で静かに前を、雷電を見ている。 「………JOJO殿はしばらく休息されよ。おぬしは満足に休息も取っておらぬゆえ、疲れがあろう。 ルキア殿と食事をしてはどうか。その間の見張りは拙者が引き受けるでござるが……」 「そうさせて貰う」 雷電は承太郎の答えを聞くと、静かに部屋を去った。 本音はすぐにでも仲間の行方を追いたかったが、 雷電の言う通り、少しでも体力を回復させておかなければ、後々に響いてくるのは明白である。 やる事は山とあるのだ。途中で倒れるなんて事は絶対にあってはならない。 承太郎は食料を取り出し、齧り付いた。大きな握り飯であったが美味いとも何とも思わなかった。 フレイザード、孫悟空、ディオ、強敵はまだ生存し、仲間であるブチャラティ、翼、ボンチューは死んだ。 「おい。テメーも早く食え。後で空腹で動けねえなんて、間抜けなことは言わせねえぞ」 「……………わかった」 ルキアは緩慢な動作で食料カプセルを投げ、数個のパンが床に落ちる。 その中から無造作に一つを手に取り、小さく千切っては水で流し込むように食べた。 互いに食事中は何も語ろうとせず、咀嚼し、飲み込む動作を繰り返す。 暗い部屋である。カーテンは締め切られ昼間だというのに闇の色が濃い。 味気ない食事は数分で終わり、承太郎が口を開く。 「……ずっと部屋の中にいたのか?」 「ああ、休んでいたおかげで徐々に霊力が回復しつつある。偵察まで任せてしまって悪かったな、承太郎殿」 「礼ならてめーの看病をしていた雷電に言うんだな。俺は勝手に散歩してただけだ」 ルキアは黙る。どう切り出そうか迷っている表情で。承太郎は顔をしかめた。 この少女は思い込んだら一途である。嫌な予感がした。 「承太郎殿…………先ほどは言いそびれてしまったが、ひとつ提案が……いや、頼みがある」 「なんだ?言っておくが勝手な行動は止めてもらうぜ。特に単独行動は許さねえ。 これ以上探しモンが増えたら対処のしようがねえからな。 別れて再会するまでがいかに厄介で難しいか、てめーなら身に沁みてわかっているハズだぜ」 「そ、そんなことは、言わぬ……北へ行く前にもう一度、東京タワーに立ち寄りたいのだ。 あやつが待っているかもしれぬ……この目でルフィがいるかどうかどうしても確かめたいのだ」 「駄目だ。そこはすでに俺が確認している。戻る気のある奴がわざわざメッセージを残して行くか? 奴は北へ向かった。寄る暇はねえ」 承太郎は即座に彼女の主張を切り捨てた。しかし、ルキアは食い下がる。 「頼む! 承太郎殿。我が侭はこれきりにする、けして長居はせぬと誓う……! 一目見たら諦めよう、だから……」 「時間の無駄だと言っているのがわからねえのか? フレイザードの野郎はまだくたばっちゃいねえ。 カズマが今どんな状態にあるかわからねえが、生きてる限り、奴はあの化け物を追うだろう。 カズマはそういう男だ。いいか……合流するにはこっちから奴らを探さなきゃならねえ。 すでに状況は変わっている、過去の取り決めは忘れろ」 「そんなことはないっ! ルフィはきっと忘れておらぬ、先の放送を聞いた以上は必ず戻ってくる。 ……あやつの仲間で生き残っているのは……もはや、私だけなのだ。 あの交わした約束を、知っているのは私とルフィだけになった。 あやつは独りで待ち続けておるかもしれぬ……」 「妄想はやめな。俺たちは追うしかねえんだ。仲間も、敵もな」 「……承太郎殿……確かにおぬしの考えは正しい、正論だ。だが、だがな…… ………それでは私が納得できぬのだ!! 人が気絶している間にちゃっちゃと段取りを決めおって、ボンチューにしろ雷電殿にしろ腹立だしくてしょうがないわ! 人の心など……気持ちなど……何も考えておらんではないか………!!」 「ルキア……てめーいい加減にしろよ」 こんな切迫した状況下でも、頑ななルキアの態度が承太郎を余計に苛立たせる。 「わかるか 承太郎殿。蚊帳の外にいる者の情けなさが」 「ああ、情けねえな。お前みたいな馬鹿を守ろうとした奴のことを考えるとな」 怒りを含んだ承太郎の言葉にルキアは悲しそうに笑う。そして、唐突に壁に向かって怒鳴った。 「雷電殿!! どうせ窓の外にいるのであろう!? 気配など消してもおぬしの行動など丸分かりだ!! 聞け! ………ボンチューは、死んだ……もうおぬしは……奴との約束など守らなくとも良いのだ」 ルキアは承太郎に向き直し、自嘲気味に呟いた。 「………承太郎殿、おぬしは知らないだろうが、あやつは私を見張るためにずっと扉の前に座っておった。 あの放送を聴いた瞬間、私がまた飛び出すとでも思ったのだろうな。 牽制するように、ひたすら黙って座っておったのだ…… 自分は飯も摂らず常に気を張り続けて………馬鹿者め。そんな愚挙などするものか。 最も助けたかった人間はもうこの世におらぬ。その者の仇を討つまで、私は絶対に死なん」 言い終わるや否や、ルキアは流れるような動作で剣を抜いた。同時に承太郎は身体に妙な圧力を感じた。 それがルキアの発する『力』だと承太郎は直感した。スタープラチナの射程距離は2m。 あと一歩近づけば剣は奪える。が、 承太郎は動かない。代わりに静かな怒りに満ちた言葉を投げる。 「じゃあ、てめーが今していることはなんだ?言い分が通らなければまた力づくか、ガキと変わらねーな」 「承太郎殿、雷電殿は縛られている。死した者との約束であればなおさらだ。 私がいる限りあやつはまともに戦えぬ。誰かを守りながら渡りきれるほどここは甘くない。 ……見ての通り私の霊力は回復した。お守りはもう必要ないのだ。 私は東京タワーに行く。だから……おぬしらは、真っ直ぐ北を目指せ」 「できぬ!」 壁一枚を隔てた向こう側から雷電の声が響いた。 「ルキア殿!おぬしの傷はたかだか数時間休んだところで癒えるほどの簡単な傷ではござらぬ! 1人での行動は死にに行くようなもの。 ボンチュー殿を止めなかったのもカズマ殿が傍にいたからこそでござる。 ルキア殿は拙者に仲間を見捨てよ、と申すのか」 「違う!おぬしの気遣いは、私には重過ぎるのだ……!おぬしはいつか必ず敵によってその隙を衝かれる。 それが嫌なのだ! おぬしなら黙って耐えられるのか? 仲間が自分のせいで傷を負うことを」 「………堪え申す。それが死に往く者の意志ならば自身を殺してでも受け入れ申す」 「話にならぬな……やはり、おぬしとは合わぬようだ」 ルキアの悲しみに染まった声が雷電の耳に届く。 同時に、雷電の五感が壁越しに冷気を捉えた。 (この気、まさか……!) 急激に上がっていく霊圧に、雷電は嫌な予感を抑えきれず、 即座に木刀で壁を破壊し、粉塵と共に部屋に侵入した。 「……!!?」 ところがルキアはいない。立っているのは承太郎1人である。雷電は慌てて部屋を見回した。 「承太郎殿、ルキア殿はどこに!?」 「…………てめーが派手に壁をぶち壊した一瞬の隙に逃げやがった。 やれやれ、まるで猫みてーな女だぜ……おい、どこへ行く、雷電」 「知れた事、ルキア殿を追い申す。彼女を追い詰めたのが拙者だとしても、放っておくことはできぬ。 蛇蝎のごとく忌み嫌われようが、拙者はルキア殿をお守り致す」 「そいつは約束だからか?」 「うむ ……ボンチュー殿の言葉を忘れることは出来ぬ。 あれが最後であったゆえ、拙者にとっては遺言同然でござる。 しかし、彼の意志を伝えるには拙者は少々不適当であったかもしれぬ。 結局、ルキア殿を怒らせる結果となってしまい申した」 「相手は感情の激しいじゃじゃ馬だ、いちいち気にしてたら身が持たねえぜ。 似た者同士はどうしたって相容れねえもんだ」 「似た……?いや、話している場合ではござらん。すぐに追わなければ」 「やれやれだぜ……雷電。焦る必要はねえ。あのじゃじゃ馬の行き先はわかっているからな」 学帽をかぶり直し、承太郎は崩れた壁ではなくドアを開けて外に向かった。 東京。 東京タワーの鉄柱に背を預け、1人と一本が話している。 ―――あーあ、どうするよ、ルフィの旦那……休んだら奴らの後を追うかい? 「いい。選ぶのは悟空だ。目が覚めたら戻ってくるかもしれねェ」 ――――戻ってこねーかもしれねぇじゃん。楽観しすぎだぜ。ホントについさっきまで殺し合ってたのかよ? 「あっ!! 」 ――――ど、どした?アイツに殴られたとこが痛いのか!? 「悟空に聞きてーことスんゲェーあったのに忘れてた……なんで暴れたりしたんだって………ま、いっか」 ――――よくねーーーーよっ!!めちゃくちゃ重要なことじゃねぇーか。 何で別れる前に叩き起こしてでも聞いておかねーんだよぅ。つーか決闘ってそれ!?暴れた奴を止めただけ? ………………旦那ァ、もっと自分の命大事にした方がいいぞ。 「はははっ、やっぱ俺一人じゃ駄目みたいだな」 ――――笑うとこかよ!まったく、どういう人なんだよアンタは……って、おーい、聞いてるのか? 旦那、ルフィの旦那ったら! 「………ぐ~~~~~」 鉄塔に大きなイビキが響いた。 自分を抱えて眠る男が海賊だと、飛刀にはとても信じられなかった。それほど、呑気で邪気の無い寝顔だった。 (こいつが人を束ねる船長だと?それも賞金首の海賊ゥ?わっけわかんねーなー………) ルフィの話が本当であれば、この男は海賊船の船長で億単位の賞金のついた海のお尋ね者らしい。 (しかし、ウソップの仲間だっつーこと、この辺に関しては嘘じゃねぇ) 飛刀はウソップとの会話を、彼の遺言を思い出す。 (なるほど。この人並み外れた太い神経……この器に、あの男は惚れ込んだってわけだ。 欠点だらけだがな) 思い起こせば太公望も仙道としては欠点だらけであったに違いない。 技の研鑽に努めるわけでもなく、しょっちゅう人間界に口出ししては痛い目に遭っている妙な道士。 頭の回転が速く、人間界では周の軍師であった変わり者。 ただ、気がつけば彼の周囲には必ず仲間がいて、笑っているのだ。 妲己はその卓越した頭脳で殷王朝を操り、玩具にしていたが、 太公望は周の建国を手助けし、虐げられた人間を救うため奔走していた。 人間界に干渉する仙道。2人の噂を聞くたびに趙公明はさも楽しそうに歌い踊っていたのを思い出す。 (そんな3人が一気にこんなことになっちゃ、仙人界も人間界もさぞかし平和だろうよ) それとも、変わらず戦は続くのだろうか。飛刀には知るすべもない。 巨大な鉄骨に持たれかかり、深く眠るルフィ。両腕はしっかりと飛刀を抱いている。 ――――………まったく。普通寝るかねー、それも話の途中でよ………よっぽど疲れてたんだな。 ま、いいさ。誰か来たらこの飛刀様がすぐに知らせてやるよ。 ゆっくり眠れや………ルフィ船長。 時同じくして東京。 破壊された街の光景に愕然としながらも、ルキアはルフィを探していた。 東京タワーで会うと皆で決めた約束。あの時いた仲間は、ルフィと自分の2人だけ。 けれども、悲しみに打ちひしがれる時間はない。探せばこの世界のどこかにルフィはいる。 幾度も瓦礫に躓きながらルキアは ルフィの名を呼んだ。 身体の痛みは残っていたが、動かずにはいられなかった。 いくら呼んでも返事は帰ってこない。やはり、承太郎の言った通りここへは戻ってこないのだろうか。 一度すれ違った糸は二度と交わることはないのか。 それは、違う。違うと願いたい。 藍染ですら敵わぬ敵が存在するという事実もルキアの心を切迫する。 一分でも一秒でもルフィを独りにしておきたくない。 失うのはもう沢山だろう?ルフィ。 ルキアは斬魄刀と荷物を背負い、必死に東京タワーを探した。 その『東京タワー』なる建物はどこにあるのだろうか? いや、狭い街だ。闇雲に飛びまわっていても、いつかは見つかるはず。 「ええい、一体どこにあるのだ、東京タワーは! ……まさかあの巨大な鉄の組み木みたいなものがそうなのか? 塔といえば塔だが、私のイメージとだいぶ違うな……しかし他にそれらしき物は見当たらぬし……」 必死に周りを見回すルキア。その時、唐突に尻に衝撃が走った。 「……そこのマヌケ。何を油を売ってやがる。こっちだ」 振り返ると、片脚を上げた承太郎がいた。 「貴様、何をすっ……!? じょ、承太郎殿……!?」 「土地勘もねーのに飛び出すか普通。オマケに方向音痴ときてやがる 呆れたマヌケぶりだぜ」 「……どうして……」 「さっさと進むぞマヌケ。雷電が先に向かっている。 どうした?置いて行かれて素直に迷子の方が良かったか?」 「承……」 ごちん。 言い終わる前に、承太郎の拳がルキアの頭に炸裂した。 「……………ッ~~!!」 「軽いだけあって相変わらずいい音するぜ」 再び東京タワー。 鉄柱を背にし、一人の少年が眠っている。そこに近づくひとつの大きな影。雷電である。 彼の目前になんとも妙な光景があった。麦わら帽子の少年という点ではルキアの証言と一致するが、 問題は彼の抱えている大きな刀である。黒光りする刀身には異形の目と口が浮き出ている。 (なんと面妖な……あれこそは古代、いや、神代中国に存在したという(中略)妖怪の一種。 むうぅ……ここはどう対処するべきか) そこへ、承太郎とルキアが到着する。 「悪いな この馬鹿を探していたら遅くなっちまったぜ」 「いや、拙者も悩んでいたところでござる……ときにルキア殿、あの少年がルフィ殿にござるか?」 「………!! ああ、そうだ!間違いない! ルフィ……やっと………会えた!!」 「待たれよ」「むごっ」 またも飛び出すルキアを雷電が押さえつける。 「気付き申したか、JOJO殿。ルフィ殿の持つ刀、どうやらあれは物の怪の類。 器物に宿る魂は残忍な性質を持つ者が多いと聞き申す。(僕の私の妖怪学・民明書房刊より) 迂闊にあれに近づいては危険でござる。気絶しておるルフィ殿を囮に罠を張っている可能性もあり申す」 「なんだと……!? ならば私の斬魄刀で一気に凍らせ……もごっ」 一方、飛刀は飛刀で こそこそと近づく男達に警戒の色を見せていた。 見事な体躯の男が2人(どっちもルフィの旦那が探してる奴とは違うぜ……)、 『ルギア』は黒い服の女と聞いている。 あれのどっちかが女なら飛刀はこの世の大半が信じられなくなりそうだ。 いやいや、趙公明の妹である雲霄三姉妹の長女ビーナスの例がある。 黒い服という点では左側の帽子を被った奴が該当する。 いやいやいやいやいやややや、盲点を突いて額に「大往生」と書いてあるハゲが本物のル…… そこまで考えて飛刀は何故だかとてもアンニュイな気分になった。 とにかく彼らの発する気配は穏やかなものではない。 当の自分が原因とは知らず、飛刀は彼らを『敵』と認識した。 ちなみに本物のルキアは雷電の巨体が邪魔して飛刀からは見えていない。 ――――……フン、寝込みを襲うなんざぁ卑怯な奴らだぜ! ルフィの旦那、起きろ!敵っぽいのが来たぜぇーーッ!! 威勢の良い声で飛刀が叫んだ。どんな巨漢が来ようがルフィの瞬発力があれば逃げられる。 予想通り『敵』は刀が喋った事実に驚きよう動きを止めた。今のうちだぜ、旦那!! 「……ぐう」 飛刀の期待する返事はなく、代わりに涎が落ちてきた。彼はより深い眠りに就いているようだ。 ――――馬鹿ァ!! 緊急事態だっつってんだろーーー!! くそぅ……こうなったら俺様が何とかするしか…… おいコラ、そこのハゲと帽子っ!テメーらそれで隠れてるつもりか?そんなのこの飛刀様にはお見通しだっつーの!! 今なら命だけは助けてやるから逃げたらどうだ?あー? ――――聞こえねーのかッ! 見逃してやるっつってんだよっ!! さっさと逃げちまえ、このドサンピンがっ! さっきより数段強く喚き始めた妖刀に承太郎達は警戒を強めた。 「JOJO殿。まずは拙者が行き、相手の出方を窺い申す」 「わかった。奴が少しでも妙な動きを見せたらすかさず援護するぜ。 ルキア、あの化け物がルフィの身体から離れたらその妙な刀で凍らせろ。 その後は俺のスタープラチナで叩き折る」 「うむ。承知した……承太郎殿、私を見る度にいちいち拳骨を構えるのはよしてくれぬか?」 ――――キぃ~~!! これ見よがしに密談しやがってからにィ~……そんなんで俺様がビビると思ってんのか!! 言いたいことがあンなら大声ではっきり言いやがれってんだこん畜生が!! ―――― ………おおい!ルフィの旦那、いい加減起きろよぉぉ!! 早く起きて俺を運んでくれーーーっ!! 屈強なハゲと帽子に囲まれて絶体絶命なんだよぉーーー!!ヘルプミィィィ!! 「……?」 いきなり半狂乱で泣き叫ぶ飛刀を前に、さすがの雷電も違和感を感じた。 しかし相手は妖刀。油断は禁物である。 雷電が一歩、前に出た。 「拙者がお相手致そう」 ――――いぎゃぁああぁああああっっ!!そ、それ以上近づくなテメーー!! ル、ルフィになんかしたらアレだぞ!? 一秒間に1000発の唾ァ顔面に叩き込んで二度と人前に出れねーツラにしてやるからなっ!! そんな恐ろしい目に遭いたくなきゃあさっさと逃げるしかねーぞ、この薄汚ねえ悪党野郎め! ぺぺぺぺぺぺぺっ! 「………JOJO殿、あれはひょっとして味方ではないのか? むしろルフィ殿を我々から守ろうとしているようにも思えるが」 雷電は一歩戻り、承太郎に小声で呟いた。 どうも小心者が威嚇しているようにしか見えない。 「いや、『相手を油断させる演技』ってことも考えられるぜ…… あの刀は本体じゃなく操っている奴がどこかに潜んでいる可能性もある。 喋る刀てのに出会うのは生涯で2度目だが、あんなもんがそうそう存在するとは思えねー。 ………惑わされるな雷電。ルフィを奴からどう引き剥がすかだけに集中しろ」 「 ぐおお~~ はら 減ったぁ~~ めしぃ~~ 」 麦わら帽子の少年が大きく傾き、喋る刀は悲鳴を上げて下敷きになった。 ――――だんなぁぁっ!!しっかりしろよっ、食いたきゃ起きりゃいいだけの話だろぉぉーー!! あんたの食への情熱はその程度のもんだったのかよ!?ほら、怖い顔したオッサンが寄ってきたぞ!? 今すぐ起きなきゃ朝飯も昼飯も夕飯も夜食もオヤツの飴ちゃんも金輪際二度と食えなくなるんだぞぉぉ~~~!!? あんた本当にそれでいいのかっ!!? よーーく考えろ、どっちが得か、よぉーーく考えてみるんだっ!! 「……ん………あぁ~~、もー食えねー……すぴー」 ――――うおぉ~~ん、俺様は目覚まし時計にすらなれないのか……… 畜生、さっさと殺せ。痛くないようにな。 そう言い切り飛刀は目を閉じた。刀身が震える。 いつから自分はこんなに臆病になったのだろうか。昔は誰が主人になろうと構わなかった。 気に食わなければ殺せばよかったし、反りが合わなければ只の物言わぬ刀でいられた。 しかし、今は。ラーメンマンと出会い、死に別れ。志々雄に攫われ、死に別れ。 そしてウソップと出会い、ルフィと出会ってしまった。 折れて意思の無い鉄の塊に戻ることも怖かったが、それ以上に『仲間』と別れるのが辛かった。 「おぬし………」 ――――さっさと殺せよっ! 俺は気が短いんだ、だから俺様から先に殺せっ! 言っとくがなー、ルフィの旦那はゴムだから剣で斬ろうが槍で刺そうが死なねーぞ! 覚悟しとけボケナス! 「馬鹿者っ、殺すわけがなかろう! おぬし、少しは落ち着け」 震えて強がる飛刀に叱咤が飛んだ。目を開けると、そこには黒装束を身に纏った少女がいた。 声を上げる間もなく少女はルフィを抱き、生きている事を確かめるように何度も頬を撫でた。 「………はは………こやつ、本当に呑気に眠っておるわ……ルフィ、この大馬鹿者が……!!」 やがて少女は静かに泣き出し、済まぬ、済まぬ、と少年に向かって呟いた。 ルフィを強く抱きしめる細い腕には、痛々しい無数の傷痕が見える。 ―――― ………あんたら、敵じゃねぇのかい?いくら待っても来なかったから、俺はてっきり…… 少女はルフィを抱いたまま、飛刀を丁寧に鉄柱に立てかけた。 「遅れて済まぬ……一度は訪れたのだが、時間差でお互いにすれ違ってしまったようだ。 おぬしにもルフィにも気を揉ませてしまったようだな。私たちは仲間に、こやつに会うために、ここに来たのだ。 味方と判れば誰がおぬしを傷つけようか。信じてくれ、私たちはルフィの仲間だ」 ――――! あんたが『ルギア』か! ルフィの旦那から話は聞いてるよ、 そんならそっちの大往生ハゲか変な帽子が『カズマ』だな? 「『ルキア』だ、馬鹿者。帽子の男は空条承太郎殿、そちらのハ……いや、大往生の男は雷電殿だ。 残念ながら桑原和真殿とはまだ再会できてはおらぬ。 それにしてもルフィ、酷い傷だ。苦労したのだな……」 ――――なに、安心しな。疲れて眠ってるだけだ。アンタこそ酷い怪我だな、大丈夫かい? 「こんなものどうということもない。それより、聞かせてくれ、何があったのかを…… それに、おぬしはいったい何者なのだ?」 ――――俺か?俺様は妖精飛刀。モンキー・D・ルフィ海賊団の副船長よ。 話せば長くなるが包み隠さず洗いざらい全てこの飛刀様が教えてやるぜ、ルキアお嬢ちゃん。 そもそも旦那がこうなったのはだなぁ…… 「待ちな、てめーの話をここでゆっくり聞いている暇はねえ。 俺たちはすぐにでもカズマを追わなくてはならないからな。 雷電、すまねえがお前はそこで呑気に寝こけてる野郎を担いでやってくれ。そっちの妙な刀は俺が持つ」 ――――ちょ、ちょっと待てよ!旦那はお前らに会うまですっげぇ苦労したんだぜ!? 眠ったのだって ほんの ついさっきなんだ、そりゃちっと横暴すぎるんじゃねーのか!?ああ? クージョーのおっさんよぉ! 「黙りな。ルキア、てめーは自分の言った事を数時間で撤回するのか? けして長居はしないと言ったのは軽い冗談のつもりだったのか? ………だとしたらまたぶん殴るぜ」 承太郎は飛刀を担ぎ、雷電はルフィを背負った。 ――――なにすんだ、テメー放せッ、変な帽子野郎ッ!おいこら、大往生ハゲッ、ルフィの旦那に触るんじゃねーーよ! その荷物みたいな担ぎ方は止めろ!動かすんじゃねーよ、旦那は疲れてんだぞー! 「………すっ、済まぬ、飛刀殿。絶対にルフィには無理はさせぬ。 移動の間は私が守る……だから、どうか……」 ――――わ、わかったよ。わかったから、そんな泣きそーな目で俺様を見るなよォ。 駄々こねて悪かったって! ルフィの持つ賢者のアクアマリン。 仲間に再び巡り会えたのも、この不思議なアイテムの導きかもしれない。 巨漢2人、少女1人、少年1人、喋る刀1本で構成された奇妙な一行は、北に向かって進み続ける。 「やれやれだぜ……」 承太郎が肩に担ぐ妖精飛刀。 所持するだけでどこから見ても危ない不審者。さらに会話をすると独り言を呟いてるように見えてしまう、危険なアイテム。 おまけに気に入った相手には機関銃のごとく語りかけ、全く気に食わない相手には黙秘を貫く厄介さがある。 ――――おいクージョー、その帽子どっから髪でどっから布なんだ?関係ねーがすげー気になるぜぇ。 「黙ってな、棒切れ……と言いてえ所だが、テメーには聞きたいことが山ほどある。 ルフィの代わりに喋ってもらうぜ」 ――――なんだと、こら。口の利き方がなっちゃいねえな。教えて下さい飛刀様だろーが、言い直せボケ。 「へし折るぞ」 ――――はーい、僕は素直な剣でーす。で、どっから話しゃいーんだよ?クージョーのおっさん。 その後をルフィを背負った雷電が追い、昏々と眠り続けるルフィを心配そうに見守りながら、ルキアが続く。 「……雷電殿、その……重くはないか?」 「心配は無用にござる、ルキア殿。これしきのことで疲れるほど軟な鍛え方はしておらぬ」 「しかし……おぬしは私を背負って移動したり、探索したりと何かと動いていたではないか。 せめて荷物は私が持とう」 「なに、男塾にいた頃に比べれば楽なものでござる。おまけにルフィ殿はとても軽い。 羽を背負っているようなものでござる。次の休憩では何か食事を摂らせないといけないでござるな」 「………さっきは子供のような八つ当たりでおぬしを困らせてしまった。私は……自分が情けない」 「いや、ルキア殿の主張が無ければ恐らくルフィ殿との再会は叶わなかったはず。 何を謝ることがあり申すか」 雷電はいつもと変わらぬ穏やかな態度で答えた。 ルキアは思う。この優しい男の重荷にはなりたくないと。 どうすればいいのだろうか。なんと伝えれば彼は自分を戦いの場に送り出してくれるだろうか。 「雷電殿………昔、隊長に言われた言葉を思い出した」 「ほう。よければ聞かせてほしい」 雷電は歩く博覧強記である。ルキアの故郷、戸魄界。 雷電の世界には存在しない死後の国に彼が興味をそそられていることは知っていた。 その話題から切り出せば、少しは自分のことを分かってくれるのではないか、と思ったのだ。 「『戦いには二つある。戦いの中に身を置く限り常にそれを見極め続けなければならない。』 『命を守るための戦いと 誇りを守るための戦いを。』……我らのような死神は生涯、虚と戦い続ける。 いつ果てるかわからぬ命だからこそ、そのどちらかを選択せねばならぬ。 私はようやく、その言葉の意味を分かりかけてきた。 誇りとは、人の心の中にある、その者にとってけして失いたくないものだ。 ………あやつに、ボンチューにとって、それが……仲間だったのだ。 だから、その意志に対し私は文句をつける権利は無い」 そして、同時に雷電という人間の心も分かりたいと思った。 彼が信頼できるからこそ、相容れない者同士でいたくない。 「腹は立つが、な………私にとってもあやつは誇りだ。 主催者どもの甘言に乗らず、信念を持って立ち向かった者達、ここで出会えた仲間が私の誇りの全てだ。 だから 今度こそ守らせてくれまいか、雷電殿。 私に力が足りないのは身に沁みてわかっているが……… それでも戦わなければ私は駄目になってしまうのだ。 私はいつも後悔ばかりで潔く生きようと足掻くことすらできない…… ボンチューが己の誇りのために散ったのなら、私も自分の信念に殉じたい。 雷電殿、今度はそれを許してくれるか?」 「拙者は……」 「無茶をしておぬしを困らせることは、もう無い様にしたいのだ……今まで色々と済まなかった」 「何を、謝るのか、ルキア殿」 「いいや、謝らせてくれ………済まぬ、雷電殿」 ルキアは真正面から自分を見据えている。それに、声に力がある。 ……生き返った。仲間の死を知る度に自分の魂まで持っていかれように、傷ついていくだけだったルキアが。 そしてそんな彼女を前に己の無力を痛感するしかなかった雷電もまた、救われた気がした。 (………ルフィ殿、貴殿が生還したことに、この雷電 感謝致す) ルキアに生きる力が戻ったこと、今はそれだけで雷電には充分だった。 ――――― ルフィは夢を見ていた。 ゆらゆらと、波間を漂う船の上で。 いつものように太陽に照らされながら、呑気に昼寝をしている自分が居る。 その脇で、同じ甲板で、仲間たちの声が飛び交っている。 会話の内容はわからない。ルフィにとっては心地良い子守唄だ。 ウソップが得意の工作で妙な武器を作り、ナミはみかんの木の手入れ。 汗びっしょりで鍛錬に勤しんでいるのはゾロだ。 ロビンは優雅にコーヒーを飲み、その傍らでチョッパーが医学書を開いている。 夕陽の沈む頃になると、サンジが勢いよく「メシの時間だ!」と呼びに来る。 いつものメリー号。 悪魔の実の能力者は海に嫌われる。だが、ルフィが海を嫌いになったことは一度も無い。 海で出会えた全てが彼を成長させ、冒険で出会えた仲間が彼に力をくれた。 こうして会えなくなった今も。 彼らの記憶はルフィに枯れることの無い勇気と前に進む力を与えてくれる。 新しい仲間を守ろうという意志を、後押ししてくれる。 やがて、波の音も去り、大好きだった仲間の声も遠ざかる。 覚醒が近い。現実に戻れば激しい嵐が待っているだろう。それでも、ルフィは目を覚ます。 新しい仲間の元に帰るために。 ―――― 「…………………ルギア?」 黒装束の小柄な少女が少年のかすかな呟きに、弾かれたように反応する。 「ルフィ! 目が覚めたのかっ!?………いい、まだ動くな、そのまま寝ていろっ!」 「……ルギア」 「紹介する。おぬしを背負っているのは雷電殿。飛刀を担いでいるのが空条承太郎殿だ」 「ランデンと……じょじょたろー……か。よろしくな……おれ、ルフィだ。 そっちの奴は飛刀………」 「ルフィ! 無理して喋らずともよい、今のおぬしは普通の状態ではないのだ。 大人しく雷電殿の好意に甘えて休んでいろ」 「………そういうわけにも……いかねぇよ…………んぎ!……なんだ?……身体が上手く動かねぇ……」 動くどころか、喋るのも覚束ない。力を振り絞っても首を上げることすら出来なかった。 孫悟空との戦闘が今頃になってルフィの身体に圧し掛かっていた。 こんな情けない有様では誰も守れないじゃないか。 ルフィは仲間に再会できた嬉しさと同時に、自分に対する不甲斐なさも感じた。 ――――旦那、無理すんなよ! このオッサンらはな、顔は怖いが信用できるんだぜ。 「……………わがった やすむ」 「そうだ、飛刀の言うとおり仲間を信用するがいい。大人しくしておれ」 「………でもよ……ルギア、すまねぇ…… おれは、守れなかった、俺の仲間、助けられなかった。情けねぇ」 「莫迦者、そんな弱音は聞きたくない。貴様、ボンチューに拳骨をくらわされるぞ? 俺は守られるほど弱くはない、とな」 「だけど 俺は」 ルキアはルフィの頬をつねった。本当にゴムのように柔らかく伸びた。 「そんなに傷だらけになって何を言うか。どうせ……無茶ばかりしたのだろう。 少しは自重するがいい、この大莫迦者が………」 「………泣ぐなよ、ルギア」 「たわけ! 私は泣いてなどおらん!! おぬしこそ鼻を拭け、皆に笑われるぞ」 「……ししし、そーだな……ん?………あれ、腹がなんか、おかしいぞ………!!?」 「どうした、ルフィ!どこか痛むのかっ!?雷電殿、すまぬがルフィをどこか休める場所に……」 ぐぉぉ~~~ん。 「…………………わっりぃ。そういや、おれ、腹ぁ減ってたんだ。 ルギアぁ、お前 なんか食うもん持ってねーか?」 ルキアは返事の代わりに、ルフィの軽い頭をぱこんと殴った。良い音がした。 それからルキアの説教が始まる。ルフィはつまらなそうに聞いていたが、 口の中にパンを何個も突っ込まれてご満悦になった。 珍しく、雷電が笑う。といっても微妙に口の端が持ち上がる程度だが。 背中で繰り広げられる喧騒が余程愉快だったらしい。 「………ようやく、ルキア殿に笑顔が戻りましたな」 「フン。また厄介なのが仲間になりやがったぜ。 さてと……オイ、棒切れ。さっきの話の続きだがそのヤムチャって男は……」 ――――だーから棒切れじゃねえって!ひ・と・う、だっつーの! ヤムチャって馬鹿なら、なんか知らねーけど千葉の方に向かってったぜ。 確かあっちは禁止エリアだったハズだけどよー。あの様子じゃ気付いてねーな。 ほっときゃ自爆すんじゃねーの? 「放送前のちょっとした出来事」(状態表)
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/2371.html
慰安旅行 旅行プランページ 慰安旅行 L:慰安旅行 = { t:名称 = 慰安旅行(イベント) t:要点 = 気心の知れた,大広間,ねぎらいの声 t:周辺環境 = 旅館 t:評価 = なし t:特殊 = { *慰安旅行のイベントカテゴリ = ,,,個人イベント。 *慰安旅行の = ,,,参加PCが2人以上でなければならない。 *慰安旅行の内容1 = ,,,次回のイベントは慰安旅行になる。 *慰安旅行の内容2 = ,,,成功すると、同行者とのすばらしい思い出が出来る。 *慰安旅行の内容3 = ,,,失敗した場合、二日酔いもしくは騒ぎすぎて風邪を引き、ちょっととほほな感じの思い出が出来る。 } t:→次のアイドレス = ・宴会(イベント),幹事(職業4),一芸披露(イベント),無礼講の掛け軸(アイテム) } コメント ちょっとしたイベントというか大事件あったし、のんびりしたいよねぇ な時なんかにいい旅行パック。参加PCが二名以上必須ではあるが、いつもお世話になっている滞在(または個人)ACE、知人の)(設定)国民さんなどなど、一緒にのんびり旅行をしてみるのもいいかもしれないね。 幹事さんはちょっと大変だろうけど、それもまぁ大切な思い出となるだろうしね。ああ、でも失敗考えるとハメは外し過ぎないようにね。
https://w.atwiki.jp/vippokemonbwsougou/pages/123.html
ホワイトが相手の持ち物を考慮せずにおかしいと勘違いをした 288 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 32 27.72 ID bcsyAgxj0 [7/18回発言] 対戦乙 えっ何?訳分からん 316 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 40 18.82 ID bcsyAgxj0 [8/18回発言] おかしいなぁ 努力値振りに間違いはないのにどう計算しても確定2発なのに一撃でやられた どういう事なんだ 333 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 44 43.85 ID bcsyAgxj0 [9/18回発言] 324 終わったらでいいから後でBV上げさせて貰うわ 365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 49 30.59 ID bcsyAgxj0 [10/18回発言] 335 どう計算しても80~94%なんだよね BV見る限り 380 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 52 56.16 ID bcsyAgxj0 [11/18回発言] 376 いやいや ダメ計がアレかこっちの勘違いなんだよね トレーナー天国でもそう出たから・・・ 394 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 54 54.48 ID bcsyAgxj0 [12/18回発言] 386 ひょっとしたらそれかもな 415 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 58 12.75 ID bcsyAgxj0 [13/18回発言] アレでアレはあるのか・・ 知らない事もあるということか 423 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 22 59 54.02 ID bcsyAgxj0 [14/18回発言] 対戦相手の方には申し訳ないと思っております こちらの勘違いでした 442 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 23 02 57.98 ID bcsyAgxj0 [15/18回発言] お願いします、許して下さい。 なんでもしますから 489 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/31(木) 23 08 43.85 ID bcsyAgxj0 [16/18回発言] 誰にだってミスはあるさ・・・ 一体何のポケモンかは分からないがローブシン辺りだと思われる
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/2657.html
作曲できる奴ちょっとk・・・ありがとう。 作詞/GWスレ98 いつの日も 安定供給 作詞ありがとう 頭しぼって考えてくれて ありがとう 曲と歌詞 アンバランス でも気にしないで 作詞いつもありがとう 曲作る人もいるはずさ! 華麗にスルーされたって めげずに投下しる! 頑張って 作曲してくれて ありがとう 時間がかかると思うけど ありがとう 曲と歌詞 アンバランス どんどん作曲! 作曲いつもありがとう 歌う人もいるはずさ! 理論とか気にせずに どんどん投下してくれ! いつもいつも 歌ってくれて ありがとう 君たちがいるから完成する ありがとう 曲と歌詞 融合させて どんどん投下!(seesaa!) 作詞 作曲 保守人 歌う人 君たちみんなありがとう 作詞作曲歌い手どんどん募集中!作曲できる奴ちょっとこい!!! 音源 作曲できる奴ちょっとk・・・ありがとう。(オケ) 作曲できる奴ちょっとk・・・ありがとう。(メロ)